仏教死生観研究会とは
仏教死生観研究会 設立の理念と経緯
医療が進歩した現代、私たちの視界から「死」が隠れ、死生観は希薄になりつつあります。
しかし、これから多くの方が亡くなる時代、改めて死生観や死後観が問われることになるでしょう。
私が主催するワークショップ「死の体験旅行®」は、もともとホスピススタッフの研修として開発されたものと言われています。
このワークショップを通して、これから死に関わっていく私たちの死生観を醸成していきたいと考えています。
また、仏教は長きにわたり日本人の死生観を培ってきました。
そこに身を置く僧侶が、仏教の叡知や「死の体験旅行」などの手法を用いて、死生観について人々とともに思惟し、よりそい、心の安寧を図ること。
それこそが今後、私たち僧侶の重要な役割になっていくものと信じ、それに賛同してくださった宗派・地域を越えた法友とともに、2018年4月8日、「仏教死生観研究会」を立ち上げました。
精進を重ねて参ります、どうぞよろしくお願い申し上げます。
合掌
仏教死生観研究会 代表 浦上哲也